Nexusfarmの日記

ほぼ0から始まる農業経営者の実記録

小松菜の先生として駆けつけました!

昨日小松菜の栽培を書いたばかりですが

本日、元職場の法人より小松菜が

うまく作れなくなったと緊急通報がきたので

先生として行ってきました。

 

内容は

・株が徒長する

・収量が減った

・虫が発生する

とのこと、、、

実際に苗や移植後の株の様子を見てみると

肥料過多と水のコントロールが原因だと

考えました。

 

そもそも暑い時期は

小松菜の適正温度の上限を超えるため、

身を守ろうと生育が止まる、もしくは止まりかけるため肥料があろうがなかろうが根からの吸収が

弱くなってしまうので軟弱成長になりがちです。

 

対策を聞いたところ培土の肥料をあげたり、

ミネラル分を倍にして繊維強化を

測ったとのことでしたが

苗の段階でそれを試してもまだ根が弱いため、

あまり吸わない印象です。

ただ窒素分は吸収されやすいので

まずは培土の肥料分を下げる指示をしました。

窒素を徒長原因になりがち、、、

 

育苗状態も移植後圃場も水分量が多いのが

一目でわかりました。暑い時期で枯れるリスクを恐れ散水回数、量が多くなる気持ちがわかりますが、

こういう時こそ水分コントロールがキモです!!!

多すぎてもダメ、少な過ぎてもダメ

難しいですよね、、、

僕も覚えるまで苦労しました😰

野菜は陽の光がなくてもある程度は

水で育てられますが(成育初期において)

徒長気味の軟弱成長をしてしまいます。

今年は特に晴れ間が少なかったことも

要因でしょう。

以上が徒長の原因と対策になります。

 

虫が多いことは天気的にも湿気過多のため

今年は被害が多いと思います、、、

僕の圃場も多い印象です😱

圃場確認や防除ローテーションを確認したところ

可能性が高いと思うのは2つで

・ハウス周りの除草不足

・同じ薬剤での防除により虫に抵抗力がついた

正直に言って虫は気をつけてても出るものなので

できる限りのことをするしかないですね💦

 

以上のことが今回のQ&Aになります。

あくまでも経験からの答えではありますが

同じ悩みを持つ方の参考になれば幸いです!

 

それでは今回はここまで

最後まで読んで頂きありがとうございました😊